【USUMS9】コントロールアゴハッサムver2
S9での使用構築です.
投稿を迷いましたが,眼鏡アゴハッサムを使ったひとつの記録として…
全部は読まなくてもいいやという方は6.要旨・総括をご覧下さい.
目次(項目・アイコンをクリックすると各記載箇所にとべます。)
1.コンセプト・構築経緯
<構築経緯>
前期に使用する構築がなくなり,眼鏡アゴハッサムを使用しました.
眼鏡アゴ+クッションハッサム構築を組む上ではHBランド+崩し枠+(積んだマンダに切り返せる)水枠or誤魔化し性能が高いポケモン+(ガモスとテテフに強い)炎枠がある程度テンプレートになると考えており,拙著(USUMS7)より@3を選定しました.
崩し枠としては従来のデンジュモクでは地面の一貫がつらかったことを受け霊獣ボルトロス@オボンを採用.(→)
水枠としてはハッサム・ランドと相性のよく、高火力,積み技,ミストフィールドである程度誤魔化し性能が高いカプ・レヒレ@水Zを採用.
最後に炎枠としてHD残飯ドランを使用していましたが,遂行速度の遅さが目立つ場面が多かった点,ミミッキュに大きく不利をとる点の改善を目指しCS@ホノオZに変更しました(拙著,USUMS9).(→)
2.型、選出・勝率
2.1.アーゴヨン@こだわりメガネ
〇竜の波動
以前は蜻蛉帰りを採用していましたが,構築的にアゴの蜻蛉に強さを感じなかったので安定した勝ち筋になりうる竜の波動を採用しました.
イメージは連打のできる流星群です.
〇調整
A:11n
H:BD両方面に耐久調整を施すためぶっぱ
H-B:189恩返し97.3%で2耐え
A200剣舞マッパ72.3%で2耐え
H-D:222シャドボ82.0%で2耐え
以前と同じハッサムです.
2耐えする攻撃が多いのでクッション性能が高いです.
一方で火力をそれなりに削っているため,通しに行く際には大きく削りが必要なのが難点で,ステロ+舞バレパンで無振りリザYがやや不利な乱数なのが厳しいです.
(拙著,USUMS9)より続投.
マゴのみも試してみましたが,ガルーラが重いのでゴツメの方が生きる機会が多かったです.
削り性能が上がるのでギャラの処理が楽になる点もよかったです.
2.4.カプ・レヒレ@ミズZ
H197-D130に対して最高99%程度
目を引くのはれいとうビームであると思います.
採用意図としては,カバマンダに選出するポケモンである以上可能な限り隙を見せたくなかったからです.
マンダは削れたレヒレに対して一度舞って抜きに来るため,れいとうビームでハッサム圏内に入ります.
フィールドを張っていて凍らないため,羽で様子見に来たところをムンフォで落とすというおしゃれプレイもできます.
バレルでレヒレを見ている構築には非常に刺さりました.
2.5.霊獣ボルトロス@オボンのみ
〇調整
C:C2↑気合玉でH振りラッキー確2
H:オボン所持のため4n
H-B:オボン込み216捨て身2耐え
H-D:C211リザYの放射を大体耐える
S:最速ガッサ抜き
にゅうたろうさん(USUMS9)を参考にさせて頂きました.
2.6.ヒードラン@ホノオZ
〇Zオーバーヒート
C:H252-D4グライが125.8-148.4%(確1)
慎重HDグライが87.4-102.7%(18.8%の乱1,ステロ込確定)
無振りゲッコが81.6-96.6%(ステロ+ニトチャ込確定)
S:1加速でゲッコウガ抜き
B,D:DL対策D>B,努力値4余り
拙著(USUMS9)に記載しているものです.
◇構築データ
3.選出パターン・運用
〇選出パターン
+一般崩し(or)+Z崩し(or)
ハッサムの広範囲への対面操作から崩しの対面を作り,2匹で詰めていきます.
(ororor)
サイクル+高火力の選出です.
から3匹
相性補完を生かしてのサイクル選出です.
意図した選出パターンではありませんでしたが,数値が高いのでそこそこ強かったです.
4.重いポケモン、構築、KP等のデータ
1.キノガッサ
レヒレの選出が強制されるのでつらいです.
2.クサZめざ炎ゲッコウガ
誰も受かりません
3.ゲンガー,ギルガルド
ドランの耐久に振っていないため受けが成立していないのでつらいです.
5.あとがたり
本構築は最高でも1950弱と,結果は奮いませんでしたが眼鏡顎ハッサムの記事は自分しかなかったため,ひとつの過去文献として投稿させて頂きました.
毎シーズン同じことを言っている気がしますが,S9でもやはり運負けするたびに構築や軸ををコロコロ変えて負ける悪循環に陥っていました.
上位メガのみでなく一般ポケと比較してもハッサムは強いとは感じていませんが,結果的にハッサムを使っている時が一番ひどくない戦績であり,7世代に入りよく言われていますが「7世代では理解度が一番大事」というのを痛感したシーズンでした.
S10でもを続投していて,次かその次くらいに好きなを入れた構築を使っているのでとても楽しくレートができています.
6.要旨(常体)
<コンセプト>
対面操作→崩し→詰めを目指す
<構築経緯>
(拙著,USUMS9)の構築軸であるをベースに,相性のいいレヒレを@ミズZで,デンジュモクに代わる崩し枠として地面の一貫を切れるレボルト@オボンを,最後にテテフミミッキュに弱くなく想定外の火力で崩しにいけるドラン@ホノオZを採用.
<運用>
①+一般崩し(or)+Z崩し(or)
ハッサムの広範囲への対面操作から崩しの対面を作り,2匹で詰めていく.
②+(ororor)
サイクル+高火力の選出.
③から3匹
相性補完を生かしてのサイクル選出.
意図した選出パターンではなかったが,数値が高いのでそこそこ強かった.
7.参考文献
1.拙著(USUMS7):【S7供養】温故知新アーゴランドハッサム - 箱の中の猫,構築軸
2.拙著(USUMS9):【単体考察】ニトチャヒードラン - 箱の中の猫,ヒードランの型
3.にゅうたろうさん(USUMS9):S9-最高最終2135最終40位 ラティハッサムボルトランド - 夢見るラティハッサマー,ボルトロスの調整